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揺れてゆらゆら。心と身体。



<ネタをくれたわかなちゃんに感謝。♥>




ガタンゴトン…。
電車が揺れて私も揺れる。
満員電車で、隙間もほとんどなぃ状態。
私が揺れるという事は、みんなも揺れる。

窓から見える風景は止まることなく流れていく。
止まったとしても、見えるのは反対のホーム。
こちら側のドアが次に開くのはまだ30分以上先の話。
長い長い通勤時間。
行きもそうだけど、帰りはもっともっと疲れる。
私の乗る駅が中途半端な場所だから座れないのは仕方のない事だけど、こうも毎日揺られていると、イヤになってくる。
それでも、降りる駅が終点だから、ひたすら寄りかかる事のできるドアの横を陣取れるのはありがたい事なのかもしれない。


はぁ…
ため息をついた瞬間、ふと違和感を感じた。
お尻、触られた?
辺りに視線をやる。
俯いて携帯に目をやってる人、鞄を抱きかかえてる人、誰の手かわからない。
視線を戻した瞬間に急激な揺れ。
車内が揺れてみんなが揺れて。
人と人との密着。
その瞬間、確信犯的な動きでお尻を撫でる手を感じる。
やっぱり!
捕まえようとしても、私の手はお尻の辺りに届くまで時間がかかりそう。
このまま黙って撫でられてるだけなんて悔しい…。
揺れがおさまっても、私が反抗しないのに気付いたのか、その手の主はゆっくりゆっくりお尻を撫でている。
控えめにスカートの上からさすっていた手は、そのうちスカートをまくってその中に。
ミニスカなんて履いてこなきゃよかったっ!
後悔しても、遅い。
痴漢の手は下着越しに触れてくる。

「顔赤いですけど、熱ですか?大丈夫ですか?」
真っ赤になって下を向いていた私に誰か男の人が声をかけてくれる。
「あ…はぃ…。」
小さい声で返事を返す。
大丈夫ではなぃんだけど。
その間もひたすらお尻をまさぐる手。
優しく焦らすように触れるその手に少し気持ちよさを感じてしまう。
あぁ、いけない。流されちゃダメなのに。
ゆっくり動いていたそのテは下着に手をかけると太ももまで引きずりおろしにかかっている。
やめて…一言いえばいいはずの言葉が喉に引っかかって出ない。
下着を下ろしたその手は、ゆっくりとお尻を撫でて、その割れ目に指を這わせていく。
指が割れ目をなぞって、その先へと滑っていこうとするのを、足を閉じて抵抗しようとするけど、指は容赦なく割り込んでくる。
その場所に指が届いた瞬間、ぬるりと滑る指に自分が濡れている事を思い知らされる。
滑り込んだ指に裂け目を刺激されて快感が波のように襲ってくる。
このまま触られていたらイッテしまうかもしれない。
指は執拗に裂け目をなぞりあげてくる。
間違いなくイッテしまう…。
イキそうなのに気付いたのか、指が動きを早めていく。
どうしよう、イキそう…。
だんだんと追い詰められていく心と身体。
そんな私の耳に急にアナウンスが飛び込んできた。
「次は~…。」
その駅名は私が降りるべき駅。
慌てて、下着を引っ張りあげる。
幸い開くのはこちら側のドア。
開いたらすぐに走り出てしまえばいぃ。

到着して、ドアが開くと同時に私は走り出ようとして…。思いっきりバランスを崩した。
ヒールが折れてる…。
ヨタヨタと電車から降りてとりあえず、ヒールの状態を確かめようとする私に、誰かが手を差し伸べてくれる。
「大丈夫ですか?」
さっきと同じ声。
「えぇ、大丈夫…」
その手の指先がふやけているのに気付く。
「イキそうでやめたから、身体が火照っていう事きかない?」
にやりと笑うその人。
この人が…さっきの…。
残念な事に見た目も声も酷く私の好み。
こんな出会い方ぢゃなかったらなぁ…。と苦笑しながらその手を払いのける。
「ヒール、折れただけですから。」
「貸して、直してあげる。」
「えっ」
人も少なくなったホームで、手を引かれて近くのベンチに座らされる。
手際よく鞄から接着剤を出して直していく彼を呆然と見ていると
「この後時間あったら…って言おうと思ったんだけど、タイミング逃しちゃったなぁ。」
そう呟きながら、直った靴を履かせてくれた。
姫のように扱われる感じにドキっとする。
「えっと…靴のお礼なら…してもいぃけど?」
「ほんとっ?」
「んー、まぁ…お茶くらいならね。」



「お茶くらい」と言った私は、どうしてこうなったのやら、30分後にはホテルの入り口を彼とくぐっていた。
元々疼いてた身体と、好みの顔に耳に心地いい好みの声。
完全にヤラれちゃったみたい。
部屋に入ってキスをして、改めて身体が火照りだす。
「シャワー浴びてきたら?」
そう彼に言われて脱衣所で服を脱ぐ。
彼に触れられていた間は降ろされていたのに、下着はいつの間にかしっかり私の愛液を吸って汚れていた。
恥ずかしくなって、服の間に下着を押し込むとシャワーを浴びる。
ちょうど浴び終わって身体をバスタオルに包んだ辺りで彼が脱衣所に顔を出した。
「俺も浴びようかな」

入れ替わりで部屋に戻って、服を置く。
シャワーを浴びている間に証明は少し落とされていて、ベッドも布団が足元に折られている。
「マメなヤツ…。」
そう呟くと鞄から飲みかけの水を出して一口飲んだ。
少し落ち着く。
そのままソファーで彼が戻ってくるのを待つと、ほどなく彼が出てきた。
電車から降りたときと同じように手を差し出されて、私は今度はその手をとる。
ベッドに優しく寝かされて、優しいキスを受けると、彼がゆっくりと鎖骨から口付けで私の身体をたどり始めた。
胸に、その尖端に、口付けと舌、指で優しい愛撫を送ってくれる。
私の身体はその動きに簡単に火をつけられてしまう。
彼が下半身に到達する頃にはすっかりまたビショビショに。
「俺の指がふやけるわけだょね。」
彼がおかしそうにそういうくらいにドロドロになったソコは、彼に見つめられると更に愛液を吐き出して行く。
「あまり…みちゃ…イヤ…。」
「触られても抵抗もなかったから、そういうのが好きな子だと思ってたけど、違うんだ?」
足の間に顔を埋めた彼が指でソコを開きながら言う。
「恥ずかしくて…だから声あげれなくて…。」
「怖いじゃなくて?」
言われてふと気付く。
「うん…。手が優しかったから…。」
「それは嬉しいな」
彼は裂け目やその上の突起に指で優しく触れてくる。
「電車では味わう前に終わっちゃったけど、今度はちゃんとイカせてあげるから」
そう言って、彼はソコに口をつけた。
暖かくやわらかい舌の感覚が大事な部分を這い回る。
さっき触られた時にどういうのがいぃのかある程度把握したらしい彼の舌と指の動きは的確に私のイィ場所をついてくる。
あまりによすぎて、息が上がって少し苦しいくらいなのに、やめてほしくなくて、ただ声をあげる私。
その声の抑揚を聞き分けて、更にヨクしてくれる彼。
果てるまではあまりに早く簡単だったのに、身体はいう事を聞かないほどに脱力していた。
「大丈夫?」
今日何度目かの「大丈夫?」にうなずく。
「少しだけ休ませてくれる?」
「お水、持ってきてあげるよ」

お水をもらって飲むと、また少し落ち着く。
ベッドの上で、少しだけ他愛のない話。
他愛のないって言っても、どうして痴漢してるのか。とか普段のえっちの話だとか、お外ではちょっと話せないようなことばかりだけど。
身体のだるさがぬけた頃、私は身体を起こした。
話を続けながら彼の足の付け根に頭を寄せる。
彼の膝に頭を乗せると、彼の股間に指を伸ばす。
「元気になったの?」
「うん、次は私がしてあげる」
彼のモノに唇を寄せてキス、そして優しくそっと口に含む。
このタイミングまで全く触れてなかった彼のモノをどういう風に扱っていいのか探りながら舐めていくと、彼の反応が手に、舌に、唇に、伝わってくる。
頭の上から降って来る小さいうめき声や、ため息が私の心をくすぐる。
口の中でどんどん硬度を増していくのを感じると落ち着いたはずの下半身がまたざわつきはじめてしまう。
彼が何気なく私の胸に指を伸ばして触れると、もう我慢もできなくなってしまう。
口を止めて顔を上げると、彼が不思議そうな顔で私を見る。
「ね…。」
「どうしたの?」
「もう…ほしいんだけど…。」
彼は私の頭を撫でると引き起こして布団に寝かせてくれた。
「我慢できなくなっちゃった?」
「うん…。」
もう一度頭を撫でると、彼は私の足の間に入り込む。
「ひぁっ…あああ?!」
裂け目に当たる異物感が体内に侵入してきて、その熱と擦れる感覚がくれる快感に悲鳴を上げる。
それだけで絶頂に届いてしまう私の身体は、それなのに彼のモノをもっと奥まで導こうと蠢く。
擦り合わさった部分から響く音は部屋中に聞こえて、私の喘ぎ声と卑猥な和音を奏でてやまない。
私が何度上り詰めても彼の終わりが来ないような気がするくらいに、何度も何度も繰り返し果てて、声がかすれてきた。
ぐいぐいと押し上げる感覚に下半身は完全に支配されていて肉体の重みも思い出せない。
「あ…っあぁ…!」
ただ、受け入れるための穴だけが私の感覚に残っていて、自分の身体全体が喘ぎ声という音穴になったような、そんな気分になる。

上り詰めすぎて絶頂が続いているような、そんな私と対照的に彼にはまだ余裕があるんだろうか…。
そんな事を思った瞬間、それが錯覚だと気付く。
彼の動きが急に変った。
優しく、私を気持ちよく導こうとしていた動きから、急に自分の意思を私に押し込めるような、荒々しい動きへと変貌していく。
体内に受け入れている彼も、合わせて熱く堅くなっていく。
近いんだ…。と感じて、何かが満たされていく。
抱き締められる腕の力が強くなって、奥へ、奥へと腰を押し付けるように打ち付けられる腰。
深く深く突き刺さったのを感じた瞬間に、彼の身体も、体内の彼もびくりと震える。



ふと目が覚めた。
そのまま二人で眠ってたみたい。
いつの間にか彼の身体は離れていて、横に転がっている。
起き上がって水を一口。
そして、ため息。
さて、こんな風になっちゃって、どうやって「現実」に帰ろうかな。
そんな事を考えながら私はベッドへと戻った。
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

赤×白 #khnovel

我の赤く穢れた身に
汝の白き命の祝福を
光を受け
我また動き出さん

その白 穢れを吸いて
薄く朱に染まる
赤と白の織り成す液に
我の身も心も命を吹き込まれん

汝の精気を我にと願う
我はSuccubusを内に宿す者なのか




高校の保健体育の授業で習ったっけ。
「女の子の日にシちゃいけません」って。
1ヶ月お腹の中にいたその残骸は汚いし、ナカも傷つきやすいからシちゃいけない。
わかってても、私にとって車のガソリンと同じなんだもん。
私の身体は精を求めてひたすらに疼く。




元々誰かに触れるのは好き。
腕の中にいると暖かさと心臓の音で落ち着く。
口付けて舌を交えて、唾液が喉を通っていくのも好き。
身体をじっくり触る手のぬくもりも、舌のやわらかさも好き。
口に含んだ時に血がめぐって脈打つのを感じるのも好き。
時間がたてばたつほどに、電池切れで失いかけてた「私のカタチ」がハッキリしていく。

私の身体を気遣ってゆっくり入り込んでくれる。
子宮から流れ出す血の、愛液とはまた違ったぬめり。
最初は浅くゆっくりナカに触れていても、徐々に激しさを増していく。
奥まで突かれて子宮が収縮する度に、傷ついた子宮の悲鳴なのか腹痛が増して行く。
痛みと快感の混じった下半身の痺れは、あまりに心地よくて何度でも上り詰めることができる。
熱くてきつくて、苦しくて。
それでも、精を放ってもらわないと、この疼きはずっと消えない。

傷ついた血みどろのゆりかごに欲の塊を吐き出して横に倒れこむのを眺めつつ、私は気だるい身体を起こす。
ナカから流れ出した薄いピンクの液が赤く染まったシーツをさらに汚す。
「洗濯、面倒だな。」なんて思いながら腕を伸ばしてティッシュを引き寄せる。
疲れはあるけど、充電した身体は活力を取り戻していて、少し休めばきっとシーツを取り替えるのなんてなんてことはなぃと思うんだろう。

「お前さ、なんでそんなに元気なの?」
聞かれて、私は一瞬悩むと、こう答えた。
「さぁ?サキュバスでも体内にいるんじゃないの?」
「俺は精気を搾り取られてるわけか。」
「うん、そうなるね。」
そう言って、私は彼にキスを落とした。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

夏の夜の闇に紛れし狂い華-番外編-  #twitnovel

ゆっくりと近寄ってくる気配に目を覚ました。
部屋は暗く、あたりは静寂に包まれている。
寝る前に読んでいた枕もとの本が、風もないのにはらりとめくれた。
その音にビクリとして身体を起こす。
目を凝らして見回しても部屋は間違いなくふすまでさえぎられていて風の通る要素はない。

「気のせいか…。」
身体を布団に横たえ、もう一度目を閉じる。
静寂が耳に五月蝿く、布団が妙に重い。
息苦しくなって目を開けると、間近にある顔と目があった。
「…!」
身体を起こしてそこにいるその存在を見つめる。
女だ。
あまりに綺麗な真紅の目に吸い込まれるように見入って、何故そこに人がいるのかを不思議に思うのも忘れてしまう。
綺麗な目。いや、目だけではない。
顔、髪、真っ白な着物に包まれたその肌。
暗闇に浮かぶその姿はこの世のものと思えぬほどの美しさだった。
「誰…だ?」
冷や汗を感じて、思い出したかのように疑問を口にする。
彼女はクスリと笑う。
「わらわを呼んだのはそなたであろうに、それを聞くのかえ?」
女の声は静かで、俺の警戒心はその声に溶けて消えてしまう。
「呼んでおらぬ。誰だ。」
消されかけた警戒心を呼び起こして声を荒げると、また女は笑った。
「呼んだ。わらわの身体に響く声で。」
女は俺の手をとると、その耳に当てる。
「ここにも。」
身体を滑らせて俺の手を胸に導いていく。
「ここにも。」
更に手は、女の着物の裾を割って、膝立ちのその足の間にも導かれていく。
「ここにも響いた。」
足の付け根まで湿るほどにしっとりと濡れたソコが「響いた証拠」らしい。
「欲しい。そう呼んだだろう?」
こんな綺麗な女、一度でも見たら忘れないだろう。
人違い…。にしては、女の声は「間違いなく俺が呼んだのだ」と俺に告げていた。
呼んではいないが女が俺を求めるならば…。
疑問の残るまま、俺は女を引き寄せた。

間近で見れば見るほど、非の打ち所のない美しい顔。
引き寄せたその身体は最初に目に入った時に感じた印象よりはるかに小さい。
俺の手を導いていた女の手が俺の肩に回る。
「ほら、やはりそなたが呼んだのだ。」
クスリ…。
その笑いは俺の心の何処かを蝕む。
頬を伝って長い髪に隠れた首筋に触れると、ひんやりとした柔らかい肌がそこにある。
蒸し暑い夏の夜に、この冷えた女の肌はとても心地よかった。
着物の衿を引いてその隠れた胸元を晒す。
白い肌に浮かぶ鎖骨が艶かしい。
そこに唇を寄せると、やはりひんやりとした柔らかい感覚。
何故、着物の下ですらこの冷えた肌…。
一瞬浮かぶ疑問も次の瞬間には女の身体から香る甘い匂いに忘れてしまった。

着物の上からはわからなかったが、晒したその胸は形よく大きかった。
舌先で鎖骨から胸へ、その先へとゆっくりと辿っていく。
俺が少し舌を動かすだけでも、その刺激に女の身体は震える。
甘噛みすると俺の頭を抱えてくる。
耳元に聞こえる微かな吐息は熱を帯びていて、女が快感を感じているのだと俺に教えてくれた。
触れる指や唇の強弱に妙に気をつけてしまう自分を感じる。
「心地いいのか?」
囁いてみると、女はしっかりと頷いた。
それを見て、辿る指をゆっくりと下に下ろしていく。
解いた帯を引き剥がして、着物に隠されたその肌を空気の下に出す。
脱いだ着物を恥ずかしそうに抱きしめるその姿が、見た目の大人っぽさに似合わず幼くて可愛く見えた。
だが、俺にその恥ずかしそうな女の姿を長く楽しんでいるほどの我慢はできないらしい。
握り締めていた着物を奪うと、その胸から腰へとそっと手を触れた。
ゆっくりゆっくりとその腰のラインを辿ると太ももを指先で撫でる。
その感覚に硬く閉じていた女の脚が軽く開く。
ほんの少しの隙間を見逃さなかった俺は、太ももを掴むとその脚を大きく開いた。

ソコは影になっていて、近くに寄らないとはっきりと見る事はできなかった。
顔を近づけて、観察するようにじっと眺める。
綺麗な色形のソコは、部屋の微かな光に晒されると濡れているのが見て取れた。
更に近づくと微かにひくつくソコから甘い香りが漂う。
身体から香っていた匂いの元はココか…。
そんな直感と、その香りがする場所はどんな味がするのかの興味が脳内を支配する。
そっと指を触れると静かな空間の中、僅かに耳に水音が響た。
触れた指をそのままソコに沈めてみると、沈む指に合わせてゆっくりと飲み込むように動いている。
抜いた指についた液体から、甘い香りが鼻に香る。
顔を近づけてみると、さっきよりその香りは強くなったようだ。
そっと舌で溢れる液を舐め取ると、女の足に力がこもった。
「ふ…ぅ…」
押し殺したような唇から漏れる甘い声。
香りはどんどんと濃くなって、俺の脳に染み渡っていく。
「まだ味わいたい」と言う意識と「そのナカを楽しみたい」と言う意識。
普段ならそこで葛藤しながら味わうのも楽しいのだが、今は不思議とそんな余裕は俺にはなかった。
身体を起こすと、いそいそと服を脱ぎ去り、女のソコにゆっくりとあてがう。
腰を沈めようとすると女の手がそれを止めた。
入り口に入ろうとしていた俺のモノに女の濡れたソコを愛液を絡めるように擦ってくる。
それはそれで気持ちいいのだが、俺はその奥を楽しみたいのだ。
女の手を押さえつけると、改めて入り口に尖端をゆっくり沈めた。
「ぁ…あぁ…っ」
侵入するほどに、女の声は細く長く響く。
一度真ん中で止めて少し抜くと、一気に奥まで入り込む。
手が押さえられて何もできないのか、女の身体は抵抗なく俺を全て、根元まで受け入れた。
奥まで入った事に不思議な安堵感を覚えてため息をついた。

女のナカに沈んだ自分の根元を眺める。
少し抜くと、愛液に塗れててらてらと卑猥に光る。
もう一度奥の奥まで押し込むと、先にコリコリとしたものが当たった。
ソレを押すように腰をゆっくり動かしてみると、女のナカが激しく絡みついてくる。
「これがイィのか?」
突く毎に狭くなるソコをこじ開けるように何度もねじ込んでは引き抜いてを繰り返す。
その都度微かな悲鳴が女の口からあがった。
恍惚の表情を浮かべたその顔は、真紅の目が涙に潤んで宝石のように輝いている。
白い肌は熱を持って薄紅く、唇は唾液に濡れてその艶はいくら貪っても足りないほどの魅力を湛えている。
触れた肌から伝わるドクドクとした鼓動は早く、俺の5感は女の興奮を余すとこなく拾っていた。

手を押さえつけていた俺の手はいつの間にか女の太ももを押さえていた。
大きく開かれたその中心に何度も何度も腰を打ちつける。
女から拒否の様子はなく、その手は俺の肩にかけられていて、たまに快感に耐えようと肩を掴む以外はほとんど力も篭っていなかった。
身体が「もっと欲しい」と訴える。
これ以上激しく突けば、自分が果ててしまう。
果てる前にもっと楽しみたい、なのに、身体は速度をどんどんとあげていく。
「きて…きて…」
うわ言の様に繰り返す女の声のせいなのか、耐え切れなくなった俺は女の身体を抱きかかえると一息ついて、その奥を貪る為にまた動き出した。
肩にかかった女の手にも力が篭ってしっかりと抱きしめられる。
押し込んでは抜いてを繰り返すうちに、女の体内に眠るゆりかごの更に奥までドロドロにしてしまいたい劣情に囚われる。
まだ耐えられるなら味わっていたかったその感覚も、今はもう吐き出す為に快感を与えてくれる「物」に過ぎない。
女のナカの動きに導かれるように奥に突き立てて思いっきり吐き出した瞬間、俺の意識はふつりと途切れた。


クスリ…。笑い声が響く。
女は男の下から自分の体を抜き出した。
「まだ、生きているかえ?」
女の問いに男はうめき声を上げる。
「そうか、生きているか。ならもう一度おくれ。」
フラフラと起き上がる男の精気のないその顔にある目は虚ろだ。
女の身体に触れると、その死んだ目はそのままに先ほどと同じように激しく女の身体を求め始める。
男の頭にはただ「もっと」と言う言葉がひたすらに駆け巡る。
その声に操られるように、男は何度も何度も女の身体をただ抱いた。

もう何度目なのか。
男の身体は回数をこなすごとにどんどんと精気を失って痩せ衰えていく。
「ふむ…限界…かのう…。」
女はため息をついた。
布団に突っ伏した男の髪をそっとなでてやる。
「まぁ、おぬしはよく生きた方だな。褒美じゃ。喰ろうてやろう。」
その言葉に男はまた動き出す。
女の身体をまたひたすらに貪るその姿は、まるで奉仕をしているようにも見える。
「さぁ、おいで。」
女に導かれてソコに入り込むと、男は精気のない身体のどこから出てくるのかと思うような力を引き出してくる。
一度目と同じように女の手を押さえつけ激しく腰を打ちつける。
クスリ…。女は笑うと男の身体を抱きしめた。
「…!」
声にならない声をあげて男が果てるその瞬間、女はその首筋に唇を這わせる。
男の身体は大きく2度3度と痙攣すると、女の上に崩れ落ちた。
布団の上に赤い染みが広がっていく。
男から離れた女の唇も真っ赤に染まっている。
「さぁ、ご褒美じゃ。全部喰ろうてやろう。」
女はそう言うと、男の腕をもぎ取った。

川の中、血に塗れた白い着物の女がいる。
もう日が少し顔を出している。
その光に照らされたその顔は少女のように幼く、朝日の光に眩しそうに目を細めた。
「朝か…。眠らないとな…。」
彼女は呟いた。

昔昔のよくある話。
鬼が当たり前のように歩いていた時代のお話。

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

初めての感覚。

待ち合わせ5分前。
改札近くのトイレの鏡で身だしなみの最終チェックをする自分を、後ろから見てる自分がいる。
『ねぇ、ホント行くわけ?』
私は私に聞く。
『知らない男だよ?怖くないの?』
怖くない…わけじゃない。
怖いけど、興味があるんだ。
『それが子供預けてまでやる事なわけ?』
随分いい子な私の声。
そうだね、子供を預けてまでは間違ってるのかもしれないけど…。
「そんなの…やってみなくちゃわからないじゃない…。」
私は鏡に向かって呟くと改札へ向かった。

話は数日前に遡る。
ママ友との飲み会の席で、たまたま旦那とのセックスの話題になったところから始まって、イク・イカないの話になった。
皆お酒が入ってて、あれこれ暴露してる。
「イケはするけどさー。」
「うちの旦那の指はイィわよー。潮噴けるんだから。試す?」
私にも話題が振られて、私は小さい声で自分が今までイッタ経験がないって話をした。
そしたら、帰りに呼び止められてこっそり渡されたアドレス。
「『みかママから紹介されたんですけど』って言って会ってみたらいいよ。めっちゃセックス巧いから。イカせてもらいなよ。」

そんなわけで今からその紹介された人に会うってわけなんだけど…。
知り合いから紹介された人とは言え、今から初対面の人とセックスなんて怖い。
怖いとは思いつつ彼女の「イカせてもらいな」って言葉が気になって気になって仕方がなかった。
旦那しか知らない私だから、軽い浮気心もあったのかもしれない…。
とにかく、待ち合わせの場所に立った私は明らかに緊張していたに違いない。

待ち合わせの時間から5分。
それらしい人は現れないし、連絡もない。
辺りを緊張の面持ちで見回す私はきっと変な人に見られてるんだろう。
「帰ろっかなぁ…。」
ため息をついたとき、軽く方を叩かれた。
「りりさん…?」
メールを送った時に使った慣れない名前にビックリしながら振り向くと、そこには見た目から爽やかそうな見た目も割りといい感じのお兄さんといった感じの人が立っていた。
「えっと…。」
「ごめんね、電車1本乗り遅れて、地下鉄だったから電波悪くて連絡できなくて。」
少し呼吸が荒いのは、改札からここまで走ってきたから…かな?
「とりあえず、ここ目立つから喫茶店でも行きましょう。自己紹介はそれからでね」
彼に手を引かれて私は歩き出した。


「改めてはじめまして。寮です。」
目の前の紅茶のいい匂い。
ただし、ラブホテルの部屋に備え付けのティーパックだけど…。
目の前の彼が飲んでいるコーヒーも同様に備え付け…。
「えっと…喫茶店って…。」
そう、言われてついて行った先はラブホテルだった。
「だって、喫茶店の人の目って落ち着かないでしょう?」
部屋のソファーに座った私に彼が淹れてくれた紅茶は綺麗な色で私の顔を映していた。

小一時間話していたのか、いつの間にか私の中から「緊張」の文字はなくなっていた。
自然に笑い顔も出るし、この人の聞き出し方が巧いのか、旦那とのセックスの文句も素直に出せる。
「旦那はヘタってわけじゃないと思うのよ。思うんだけど、何か違うのよね…。」
いつの間にか横に座っていた寮君が頭を撫でてくれる。
「一度イクと結構変わるよ。それが知りたくて俺にメールくれたんでしょ?」
私はゆっくり頷いた。
「じゃぁ、旦那と何が違うのか試してみようか。」
彼に体を引き寄せられて顔が触れるほどに近づいてくるのを感じる。
唇が触れる直前で目を閉じるが、口付けの感触がない。
暫く待っていると、指の触れる感触がして、私は思わず目を開けた。
意地悪な笑みを浮かべながら彼が唇を触っているのが見える。
「もうっ!そういう意地悪…。」
「唇柔らかそうだなぁって思ってね。ちゃんとするから目を閉じて。」
言われるままに目を閉じると、唇を舐める舌の感触。
「えっ…。」
驚いて声を上げる口彼の唇が重なってくる。
少し開いた唇に彼の舌が割り込んできて、私の舌を絡め取る。
「んっ…ふぅっ…」
呼吸する間も与えないとでも言うようにしつこく絡んでくるその舌を、自分の舌で追いかけるのに一生懸命で、少し頭がふわふわしてくる。
口の端から垂れた唾液をぬぐわれて我に返ると、目の前の旦那と違う顔に自分が夢中でキスしていたのかと恥ずかしくなった。
「シャワー浴びましょう。」
何事もなかったみたいに、促されて服を脱ぐと下着姿でバスルームへ向かう。
洗面台に脱いだ下着をたたんでおくと、彼が手招きするドアをくぐった。
丁寧に体を洗ってくれる彼は、締まった体にすらりとした手足。
「綺麗…。」
思わず呟くと、彼は苦笑した。
「喜んでいいのかなぁ。それは。」
「そうかな。綺麗な男の人ってのもいいと思うけど。」
照れたような笑顔が可愛い。
石鹸を流す少し強めのシャワーのお湯が肌を刺激する。
胸を流す時にわざとなのか手でゆっくりと撫でるように流したり、先に指を這わせたり。
「んぅ…。」
腰をなぞられてお尻を撫でられて、石鹸を流してもらってるだけのはずなのに…。
シャワーの熱いお湯にあわせた愛撫にのぼせそうになる。
「さっ。あがりますよ。」
言われて渡してもらったバスタオルに身を包むと、私は深呼吸した。


戻ってきた部屋を眺めるとさして広くもない部屋に大きなベッド。
本当に「セックスの為だけの部屋」なんだなぁと実感してしまう。
彼に手を引かれてベッドに上がると抱きしめられて頭を撫でられる。
そのまま口付けられて体をベッドに沈められる。
何をしていいのかわからなくて固まっていると、彼はくすりと笑った。
「何もしなくていいから、俺のする事に神経注いでてね。」
耳、首筋、鎖骨…唇と舌が辿っていく。
胸に触れた手が優しく撫でたかと思うと意地悪に胸の先に指を滑らせる。
指が遊ぶその先に唇がたどり着いて包み込むように舐められてゾクゾクとした快感を体が襲った。
「あっ…やんっ!」
自分でもビックリするような声に思わず口を塞ぐと彼が優しく手を掴んでどけてくる。
「我慢はしちゃダメだよ。」
「でも…恥ず…っ」
「気持ちよくなりたくて勇気を出してメールしてきたんでしょ?我慢したら勇気が勿体無いじゃん」
そう言って口付けられると、確かにそうだという気分になってくる。
その間にも手は休むことなく胸で遊び続けていて、先がもう十分に感じているという風に尖っていた。
「胸の感度は悪くないんだね。」
そういいながら胸を手で遊ばせたまま、唇がお腹の方へ滑っていく。
足の付け根にまでたどり着いた唇が一度離れて、胸で遊んでいた手が足にいって開かれて。
ソコにその唇が…と思ったら、寄せられたのは太もも。
ゆっくりと撫でながら唇が優しく太ももを咥える。
反対の足を撫でている手が足の付け根まで来る度に、「今度こそ触ってもらえるんじゃないか。」、「次こそは触ってもらえるんじゃないか。」、と期待して、離れていく感触にガッカリする。
「りりさん、触ってほしいの?」
「えっ…あ…」
足の付け根、入り口に触れそうで触れなさそうな場所を彼の舌が軽く這う。
「触ってぇ…お願い…」
耐え切れずに口走ったその言葉。
彼はそれを聞くと、指でソコを開いてきた。
水音と共にソコに指が触れる感触。
沈む指の微かな動きにも私のソコは「こんな動きをするのか」とビックリするほど反応して指をくわえ込もうとしている。
「んぅ…はっあぁ…」
その先の突起に這う舌が優しく指を包むその入り口を更に唾液で濡らしていく。
こんなに念入りな愛撫を受けたのは初めてかもしれない。
奥がきゅぅと締め付けるような感覚に恐ろしいまでの快感が体を包んでいた。

「舐める…余裕はないのかな?」
彼の声にはっとする。
イッタ…わけではないけど、快感のせいで意識が朦朧としている。
「だいじょ…ぶ…。」
のろのろと体を起こすと、彼のモノを手にする。
風呂場でも思ったけど、明らかに大きい。と言うか、長い。
恐る恐るソレを口に含むと、舌を丁寧に絡めながら上下させる。
「気持ちいい。こんなに相手の事気持ちよくさせてあげられるのに、自分はイケないなんて、勿体無いよ」
彼の手は言葉を紡ぎながら私の頭を常に撫でてくれている。
本当に心地いい手。
その手が体を引っ張りあげて、私の口は開放された。
ベッドに転んだ私の足の間に彼が割り込んでくる。
「心配しなくても、ちゃんと避妊はするよ?」
じっと眺めていたのが気になったのか彼は口を開いた。
「あ…そうなんだけど…、そんなに大きいの見たことなくて…。入るのかなって…」
「あー。大丈夫だょ。痛かったら言ってね。」
そう言って彼は腰をゆっくりと前後しながらナカに入りこんできた。
大きい…きつい…けど、痛みは…ない…。
奥まで入って彼は一息つくと私に口付けてきた。
「動くけど、大丈夫?」
こくりと頷くと彼はゆっくりと動き出した。
「ぅあっ!ひっ…あぁっ!」
抜き差しを繰り返される度に快感が体を駆け巡って子宮が痺れるくらいの締め付けを起こす。
「なにっっ…これぇっ!」
奥まで入り込んでかき回す感覚は感じた事のない感覚。
ぐいと突かれた瞬間子宮が収縮するのを感じた。
「あっ…待って…っっ」
思わず彼の肩口にかけた手に力が篭る。
「ダメ…あの…何か…」
「うん、いいよ。そのまま感じてて」
ぐいぐい押し上げられるような感覚が何度も何度も襲ってくる。
「あっ…やっ…ひあぁ?!」
何度目かに彼が奥の奥まで入りこんだその瞬間。
子宮から何か…例えるなら破水のような…。
一気に水分が流れ出てくるのを感じた。
「うわっ!」
流石に驚いたのか彼が体を離す。
彼のモノが抜かれたソコから、せきとめられていた水が大量に溢れ出した。
体は完全に力が抜けていて、彼の驚いた顔だけが視界に映っている。
「りりさん、大丈夫?」
「う…うん…。」
ベッドの上には驚くほどの水分。
防水シートのせいかシーツの上は水溜りのようになっていて、私の背中までビショビショになっている。
これが…ママ友さん達の言ってた「イク」とか「潮噴き」ってヤツなの?
呆然としながら起こした体はガクガクしていて、腕で必死に支えている。
まだヒクつく子宮から零れる液体は、布団の上の水分と違ってだいぶ滑ってシーツと私の間に糸を引いていた。
「こんな噴き方した人は初めてだよ。そうとう溜まってたんだね。」
彼は苦笑すると、脇にどけてあった掛け布団をそこに放り投げた。
「まだいけそうなら、俺もイカせてもらっていいかな?」
頷くと、彼は私の体を再度布団に倒す。
気を使ってるのか入り込んでくる感覚もさっきよりゆっくりで優しい。
「大丈夫…よ?さっきみたいのでも。」
「うん、でも、ゆっくり動かないと、俺もすぐイキそうだしね。」
優しいキスをもらって、彼の動きに身を任せる。
グイと奥に入り込まれた瞬間に子宮がチクリとした。
「あっ…待って…。ちょっと痛いかも…。」
「あー。さっきの激しかったのかぁ。」
体をさっと離して彼は私の頭を撫でてくれる。
「じゃぁ、もうシナイ方がいいよね。少し休んだらいいよ。」
「ごめんなさい…。」
俯いた私の視界に彼のモノが映りこむ。
私はソレに手を伸ばすと舌を絡ませた。
「ちょっ…いいよ、りりさんしんどいでしょ?それにゴムの匂いとかついてるし。」
「んっ…大丈夫…」
さっきまで私のナカにいたソレは本当にすぐイキそうだったのか硬度と熱がもう出そうな事を物語っている。
指と舌を絡ませてゆっくりと、段々早く首の上下を繰り返す。
「口っっ…離して…出るからっっ」
無理やり頭を引き剥がされた瞬間、私が直前まで咥えていたソレから飛び出した白濁が私の顔や肩に降りかかった。
「ひゃっ!」
「あーっ!ごめんっっ」
彼が慌ててティッシュで私の顔をぬぐってくれる。
精液の匂いにまみれて少し呆然としていた私は、慌てて拭いている彼の顔を見て少し笑いがこみ上げてきた。
「ありがとう。」
「ん?」
「気持ちよかったから。イクどころか潮噴きまで経験させてもらっちゃったし。」
ふぅとひとつため息が出た。
「ねぇ、これ旦那にしてもらったらもっとイィのかな?」
「だと思うよ。」
彼は即答を返す。
「りりさん、別に俺に愛情ないでしょ?旦那さんにはあるんだから、同じ事旦那さんにされたらこんなものじゃ済まないかもね。」
そう言うと彼は立ち上がった。
「立てる?シャワー浴びようか。まだお腹痛い?」
「まだ少し痛いけど…大丈夫。」
ズキズキするお腹を押さえて立ち上がろうとすると彼は私の体にバスタオルをかけて座らせた。
「痛いならまだ動かないで。お風呂溜めてくるからゆっくりあったまろう。」
そう言ってさっとバスルームに足を向ける。
マメな子なんだなぁと思いながら、肩にかかったバスタオルを掴んだ。

シャワーを浴びて服を着て化粧を直す。
待ち合わせの時にいた不安な私の顔はもう何処にもない。
「もし、また旦那じゃダメって思うようなら連絡くれたらいいけど…。」
出際に彼が口を開いた。
「旦那さんと向き合って話して色々試してみてごらん。りりさんの事だからきっともっとセックス楽しめるからさ。」
あの優しい手が頭を撫でる。
「ここを出てバイバイってしたら、俺たちは知らない人、ね。」
キスを落とす唇が優しく冷たい言葉を吐く。
けど、その方がいいのかもしれない。


ホテルの外はもう夕方。
『洗濯物取り込まないとね』ともう一人の私が声をかけてくる。
「じゃ、俺はここで。」
駅前で彼は足を止めた。
「ありがとう。じゃ、さよなら。」
「うん、バイバイ。」
背を向けて歩き出す。
私は振り向かない。
電車に乗ると、暫くアドレスを見つめて私は消去のボタンを押した。
『あれは夢。そして、その夢を旦那に現実にしてもらうんだから…。』
「子供…早く迎えに行かないとな…。」
まだ少し疼くお腹に手を当てると私は窓の外の夕日に目を向けた。

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

だぼだぼーぶかぶかー。♪

冷たい風が窓の隙間を結露で濡らす。
「うー・・・寒い・・・。」
布団に潜り込んでいても、暖房を消すと流石に冷える。
だからと言って一晩中暖房をつけていられる程の光熱費を払う余裕はないし、タイマーをかけたところで寒くなって起きてしまうのだから意味がない。
冷えた自分の体を抱きしめて、ミキは布団の中でさらに縮こまった。
「こんな日に限って亮介は残業だし・・・。一人で寝るなんてやだぁ・・・。」
寒くなると人恋しくなるのはよくある話で、彼女もその例に漏れない。
彼氏の亮介は珍しく残業で1時間前に「先に寝てて。」と言う短いメールが彼女の携帯に飛び込んできていた。
パジャマの上にカーディガンを羽織っても、厚手の靴下を穿いても、突き抜ける寒さはミキの体を容赦なく冷やす。
「寒いよぉ・・・」
泣きそうな声で小さく呟いた彼女の視界の隅に、あるものが映った。
「あ・・亮介の服・・・」
昨日、仕事が早くあがったらしく、ミキが帰ってきた時には亮介はもう帰ってきていた。
彼女の目に映ったのは、その時彼の着ていた厚手のシャツ。
帰ってすぐにシャワーを浴びたからとその服のまま寝てしまった彼は、朝脱いでそのままにしていったらしい。
寒がる体を布団から引きずり出してその服を手に取ると、彼女は急いで布団に戻った。
抱きしめると、微かに彼の匂いがして、ミキの顔は自然と緩んだ。
「ちょっと・・・袖通してみようかな・・・」
155cmの彼女のサイズは女性用でM、180cmある彼のサイズは男性用でLL。
かなりのサイズの違いで、彼女が袖を通すと裾はミニのワンピース程度の長さで、袖に至っては手が出ない。
ボタンのふたつ外れた襟元から彼女の着ているパジャマが余裕で見えるくらいの大きさだ。
「うわ・・おっきぃー。」
それでも生地の厚いその服は彼女の体温を吸ってすぐに温かく彼女を包み込んだ。
その状態で布団に潜り込むと、布団の中に彼の匂いが広がっていく。
「早く・・・帰って来てよぉ・・・」
自分の腕を抱きしめて彼女はまた海老のように縮こまる。
その耳に鍵を開ける音が聞こえた。
「ただいまー。ミキ、起きてる?」
『先に寝てて』とメールを送ったくせに、声をかけてくるのが彼らしい。
彼女は布団から跳ね起きた。
「おかえり。寒いでしょ、暖房入れる?」
そんな彼女の姿を見て、彼は一瞬目を丸くしてからクスリと笑みを浮かべた。
「ミキ、それ。俺の服?」
「あ・・・うん・・・」
勝手に彼の服を着ていたことを思い出して、彼女は俯いた。
「ぶかぶかだなー。それ一枚でいいんじゃない?」
そう言って、亮介はミキの着ているパジャマのズボンをいきなり下ろした。
「きゃっ。ちょっとっっ」
「ほら、見えないじゃん。」
確かに服の裾は彼女の太ももの半ば近くまであって、下着が見えそうなラインではない。
「そ・・・そういう問題じゃないでしょ」
恥ずかしそうに裾を押さえる仕草が、また可愛い。
「普通に可愛いからさ、パジャマ脱いでみてよ。」
亮介の目がとても楽しそうで、ミキは逆らえずに下に着ていたカーディガンとパジャマを脱いだ。
「これでいい・・・?」
足は生足で寒そうだが、ぱっと見ワンピースを着ているように見える。
しかし、やはり男物のシャツを着ているわけで、少し卑猥な雰囲気をかもし出していた。
首まできっちり閉められたボタンだが、肩周りのサイズがあってないためになんだか不安定に見える。
「亮介ー・・・もういい?」
「だーめ」
「足冷えちゃうよぉ」
裾を押さえて座り込む姿もまた可愛い。
彼はそんな彼女を抱き上げて布団へと運んだ。
「布団なら暖かいだろ?」
「そうだけど・・・」
まだ何か言いたげな彼女の唇をキスで塞いで黙らせると、彼は一番上まで閉じられたボタンに手をかけた。

ボタンをふたつはずすと、もう胸元が見えてしまう。
「ちょっとぉ、亮介が言うからこんな格好したのにぃ」
「いいのいいの」
露になった胸元に口付けながら、亮介は服の上から慣れた手つきでホックを外す。
「も・・・ばかっ」
もうひとつボタンが外れると、その膨らみに直に触れることが出来るまでになる。
「あんっ・・・」
手と口でそこを包んでゆっくりと愛撫を与えると、恥ずかしがって裾をつかんでいたミキの手が彼の腕に回った。
彼女の手が裾から離れたおかげで、彼の手は難なく裾から彼女の足の付け根へと侵入出来るようになる。
指をやると、素足で冷えたらしい太ももとは対照的に、ソコは熱く湿っていた。
「んっ・・ぁ・・・」
反射的に足を閉じようとする彼女の足をゆっくり撫でて開かせると、彼は今度はゆっくりソコに指をやった。
普段しない格好が彼女の心を羞恥心で満たしているのか、彼の匂いの服に包まれているからか、彼女のソコにすんなりと指が埋まる。
跳ねる腰が快感を訴えているのが手に取るようにわかる。
軽くかき混ぜるだけでも耳に聞こえる水音を聞いて、ミキは顔を真っ赤にして亮介にしがみついた。
「やっ・・・そんな・・・・かき混ぜちゃだめぇ・・・」
「だめ?」
意地悪な笑みを浮かべて彼が手を止めると、しがみついていた彼女は彼に目を向けた。
暫く何か言いたそうに口がもごもごと動くが、声がはっきりとは聞こえない。
「何?聞こえない」
「やだ・・・」
「何が?」
意地悪に聞き返す彼に彼女はもう一度しがみついて切なそうに声を上げた。
「やめちゃ・・やだ・・・」
その反応が可愛くて、思わず加減を忘れて乱暴にソコをかき回してしまう。
「っぁああっ・・・くぅっんっ・・・」
それでも彼女に快感が伝わるらしく、彼女の声はさらに艶を増した。
「あっ・・・だめ・・・もう・・・っっ」
その乱暴な動きに達したのか、彼女の体が急に激しく痙攣して、力が抜ける。
ゆっくりと指を抜くと手首まで彼女の液でドロドロになっていて、着ていたシャツの袖口が濡れている。
「あーあ・・・俺のシャツ・・・」
彼女の着ていたシャツの裾も濡れていて、この分だと布団もだめになっているだろうと安易に予測できる。
近くに積んであった洗濯物から洗いたてのタオルを出して手を拭いていると、ミキが体を起こした。

「大丈夫?」
亮介の問いに微かに彼女は首を縦に振ると、彼の足の間に体を滑り込ませた。
ベルトを外して、手際よくズボンを下ろしていく。
「ちょっと・・・ミキ。俺風呂入ってない」
「いーよ」
彼のソコは一日の彼の匂いでいっぱいになっている。
しかし、彼女はためらわずにソレを口に含んだ。
「汚いって・・・」
とめようとする彼の手を掴んで顔を上げると、彼女は彼の目を見てにっこり笑った。
「うん。だから綺麗にしてあげる。」
根元から丁寧に舐めあげる舌は柔らかく、今さっき止めたはずの彼の手は頭を押さえるように彼女の髪を掴んでいる。
口に含んでも絡まる舌は絶妙な快感をソコに与えてくる。
彼女の頭が上下するたびに唾液の絡んだ音が大きく鳴り響いて、彼の感覚と聴覚を同時に刺激する。
「ミキ、ストップ。もう挿れたい。」
そう言うと、亮介はミキの体を再度布団に押し倒した。
腰を沈めると、彼のものを受け入れ絡みつくソコはいつもよりキツく心地いい。
「いつもと違う格好だと感じる?」
「ばっ・・・あ・・・」
彼の腰の動きに合わせて、彼女の腰も軽く動く。
擦れ合った部分から響く音は彼女の声が重なってもなお二人の耳に聞こえてくる。
互いの呼吸を感じながら、ゆっくり上り詰めていくのがお互いに好きで、二人の体は隙間のないほどに密着していた。
「んっ・・・りょ・・・すけ・・・っもう・・・」
「俺も・・イキたい」
少し体を離して顔を見合わせて深い口付けを交わすと、そのまま彼はゆっくりと動きを早めていった。
「ふ・・んぁ・・ふぅ・・」
口付けの間から微かに漏れる声を聞きながら、その瞬間を求めていく。
亮介の唇がミキの唇から離れて、再度二人の体が密着する。
その直後、彼女の腰が跳ね、彼はその跳ねる腰を押さえつけるかの様に奥深くまで入り込んでソコに吐き出した。
そのまま抱き合って二人はまた顔を見合わせる。
「結局汚れるんだよな。」
「そういうこと言う?」
クスクス笑うと、抱き合ったまま二人は心地よい疲れに包まれて眠りに落ちた。

朝、目が覚めて、亮介は自分の格好に苦笑した。
背広は脱いだものの椅子にかけられたままで、ズボンに至っては脱がされてそのまま床に投げ出されている。
横に目をやると、彼女の姿がない。
「ミキ・・・?」
声をかけると台所のほうから、彼女の声が聞こえた。
「私は今日休みだからいいけど、亮介は遅刻だよ!」
「え・・・」
時計を見て、慌てて布団から飛び出すと、急いで着替える。
昨日のそのままでシャワーを浴びていないことなど気にしていられない。
「おにぎり作ったから、行きに食べて」
お弁当を差し出す彼女の姿を見て、彼はまた一瞬目が丸くなった。
「ミキ、それ。俺の服?」
昨日と同じ言葉を口にする。
「だって・・亮介の服、着心地いいんだもん」
下に穿いているレギンスがまたいい感じに可愛く見える。
「ミキ・・・」
「どしたの?」
「俺、今日遅刻」
そう言って、彼は彼女の体を抱きしめた。

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プロフィール

影雛

Author:影雛
影雛と申します。
性別は雌。職業飼い猫。
ご主人様に「ぇろが専門でしょ?」って言われる程度のぇろです。(ぇ
日々飼われて暇なので、小説書いたりTwitterやったり、別のところでは可愛いブログ書いたりしてます。
TwitterはユーザーID「kage_hina」。
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